4種類の豆のピューレをつけ合わせた、「カサゴのポワレ」(写真手前)と、「黒毛和牛のみすじ(ロースと肩甲骨の間の肉)のミキュイと14種類の野菜のテリーヌ」(いずれもディナーコースから)。仔鳩の出汁を生かしたソースで食べる、「フランス産仔鳩の胸肉とロティとモモ肉のコンフィ」(1万500円のコースから)。
地元食材を大切に使い、
料理人の人となりが響く味を。
4種類の豆のピューレをつけ合わせた、「カサゴのポワレ」(写真手前)と、「黒毛和牛のみすじ(ロースと肩甲骨の間の肉)のミキュイと14種類の野菜のテリーヌ」(いずれもディナーコースから)。仔鳩の出汁を生かしたソースで食べる、「フランス産仔鳩の胸肉とロティとモモ肉のコンフィ」(1万500円のコースから)。
街なかにはない自然と静寂の中、ゆったりとした気持ちで食事を楽しめるのがここ、フランス料理店「レストラン・ミル」。店内には、テーブル席のほかフレンチレストランには珍しい、厨房に面したカウンター席がある。しかも厨房は完全なオープン型ではなく、すりガラスの引き窓で開け閉めできるスタイル。
「料理中の匂いが流れないようにという配慮と、カウンター席を設けたのは、お客様の反応を見たいという気持ちからです」とオーナーシェフの辻田英樹さん。いずれは料理の要望を聞いて即興で作れるようになりたい、とも話す。若手らしいチャレンジ精神と同時に落ち着きと含蓄のある話しぶりが気になり、経歴を聞いてみた。
27歳で料理の道に入り、見聞を広めようとワーキングホリデーでオーストラリアのレストランへ。そこで学んだのがアジアやヨーロッパの食材や調理法を取り入れた"モダンオーストラリア"と呼ばれるジャンルだった。帰国後、イタリア料理を学び、再びオーストラリアへ。そして今度はフランス料理店で修業。「そうこしていたら、本場の料理を見たくなり、その後フランスに渡り1年間勉強しました」。
他分野の調理法を学んだシェフが紡ぎ出すのは、意外にも創作を重ねた料理ではなく、バランスを考え、旬の食材を生かしきることに心を注いだ正統派だ。そして、オープン当初から大切にしているのが地元に貢献した食材の仕入れ。フランスや他県でしか入手できない貴重な材料を除き、取り寄せはあまりしない。魚や野菜は主に安佐南区内の市場で仕入れ、メニューを仕立てる。
「料理するということは、音楽と違って声や音で表せないもの。でも食べた瞬間、自分の人間味が自然に伝わるような一皿でもてなしたい」と話すシェフ。郊外にも関わらず、リピーターや口コミ客を呼び込む川沿いのレストランには、料理人の確かな腕が奏でる、フランス料理という美味しい音色が流れている。
広島市中区西白島町12-16
※2011年11月9日より移転OPEN
電話/082-881-4108
営業/11時30分~14時(L.O.)、
17時30分~20時30分(L.O.)
定休日/水曜日
駐車場/なし
交通アクセス/アストラムライン・城北駅より徒歩4分、広電・白島電停より徒歩8分
禁煙
創業/2006年
メニュー例/ランチコース2700円・3800円、 ディナーコース5400円、7400円
お酒メニュー/ボトルワイン3000円~、グラスワイン700円~、ソフトドリンク500円~、カクテル各種
ホームページ/http://restaurant-mille.jp/
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(「レストラン ミル」シェフ 辻田英樹 & スタッフ一同)
【アニバーサリーコース】5/14(土)~5/22(日)
※ランチコース3200円、ディナーコース5500円
(前菜・スープ・お魚料理・お肉料理・デザート・カフェ)
※ランチタイムは通常のコース(ROUGEのみ)もご用意いたします。